私個人は若さと勢いだけで起業したという、ちょっと恥ずかしい過去がありますが・・・
精神論的に考えれば、意外と最初に必要なのは行動力、実行力であったように思います。まあその代わりに失敗する可能性も高いですから、結果的には救われたものの、もう少し計画的に起業に必要な準備をしていれば、今現在もっと稼げていたのかなあと妄想しています(笑
起業に必要なものは何か
よく事業をするために必要なものとして「人、モノ、金」ということが指摘されますが、言い方を変えれば、起業に必要なことというのは、この「人、モノ、金」を準備した上で、実際にアクション(行動)をおこすことであることだと考えています。
では実際に起業に必要な「人、モノ、金」とはどういったものであるのでしょうか。
人について
起業を実際にする方が何をしたいか、何ができるかの整理が必要だと考えます。
人には向き不向きがありますし、新しく事業を始めるのにわざわざ苦手なことをせず、得意なこと、興味あることに特化することで、新たな事業のタネが見つけやすいのではないでしょうか。
また今までの自分の経験、人脈を整理することで、自分に何ができるかを見つめなおす機会になると思います。事業というものは一人で出来るものではなく、顧客、従業員、家族の協力のもとに成り立つものですから、自分ひとりの力だけでなく、いろんな人の力を借りることは大切なことだと思います。
最近では、起業する方、起業したい方が集まるコワーキングスペース、バーチャルオフィスもありますので、このような場所で人脈を広げることもオススメです。
モノについて
事業には様々な機材、資材等が必要なります。ただ起業の段階では資金は充分ではないことが多いですし、あまりお金をかけずに事業を開始するか、あまりお金のかからない事業を選ぶことが必要になるでしょう
中にはすでにあるものを利用して副業として起業が可能な事業もありますので、こういったものから起業することも検討してもよいのではないでしょうか。
お金について
先ほどより説明していた、「人」、「モノ」を確保するのに資金が必要になります。また収入が最初の段階では一切入らないことも想定して、事業を回していくためのお金を出来れば3~6か月分ほど用意する必要があります。
これらの資金を用意することができなければ、給与の収入を確保しながら副業として起業することも現実的かもしれないですね。
あとは事業の利益、資金計画を把握するために、会計の仕組みの理解は必要となります。資格はとらなくとも、会計知識をつけることは今後の事業展開に大きな影響を及ぼしてくるということも過言ではないのではないでしょうか。
まとめ
これらの「人、モノ、金」の準備ができれば、スムーズに起業することが可能になるでしょう。起業したい!という気持ちは必要なものですが、必要な準備を事前に進めることで、無理のない起業が可能になると考えています。
将来の夢を膨らませるのと同時に、必要な準備も併せて進めるようにしましょう。