私を含めた士業の仕事は、様々な書類作成及び申請代行を生業にしてきましたが、最近では電子申請が浸透しつつあり仕事の内容が変わりつつあります。何十年に渡って書類ベースの申請業務を行ってきたアナログな業界も、行政の効率化、IT技術の進展に伴い変化を遂げつつあります。
- 所得税、法人税等の電子申告
- 社会保険申請手続きの電子申請
- 自動車手続きのOSS申請（ワンストップサービス）等
このような流れの中、我々のような士業を介さなくとも、システムやソフトを活用してお客様自身が様々な書類申請業務を自社で行うケースも増えつつあります。
申請手続きに必要なもの
今までは行政等への申請手続きのためには、専門的な知識や経験が必要とされ、これらを補うために専門士業に外注して手続きを依頼する会社が多かったのですが、知識や経験が無くとも電子申請のシステムやソフトウェアの活用により、以前よりも簡単に各種の申請手続きを行うことが可能となってきています。また電子申請の浸透とともに、行政等の手続き自体の簡素化も同時進行で進めており、今後このような傾向は加速していくものと予測されます。
逆にＩＴに関する知識、経験がなければ、今後申請代行業務に関わることが難しくなる可能性があるため、業務に関する専門知識のみならず、電子申請、ＩＴ機器に関する知識も必須になりつつあると言えるでしょう。
必要とされるプログラミング技術
これは士業にとどまらず、様々な分野で電子化、ＩＴ化の流れは進展しており、人手不足を補う形でＩＴ関係の技術の必要性はさらに増していくこととなるでしょう。
以前はこれらの技術を学ぶためには専門学校等で学習する必要がありましたが、現在ではパソコン等があればオンラインにて学習できるスクールが開校しています。また最近では_ist for Clientさんのようにクラウドソーシングにより会社に属していなくとも仕事の受注が可能となっておりますので、本業以外の副業として仕事を始めることも可能となっています。
例えばコードキャンプさんでは、ホームページの作成から、アプリ開発又は本格的なプログラミング技術まで取得できるカリキュラムを選んで受講が可能です。レッスンはマンツーマンで自分のペースで学ぶことができ、専任のアドバイザーが就職の支援まで相談ができます。未経験から受講により技術を身に着けることが可能なプログラムとなっており、異業種参入のサラリーマンや在宅の主婦の方もお仕事をされています。ぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか。
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