近日中に確定する補正予算の案の中で、業績の厳しい会社を支援するための「持続化給付金」の概要が公表されました。実際の申請は補正予算成立後となりますが、今回はその予定されている内容を整理させて頂きます。
持続化給付金とは
経済産業省が、令和2年度の補正予算において業績の厳しい事業者のために、一定の要件を満たす場合、これを広く支援するための給付金の交付が予定されています。
持続化給付金の要件
この給付金の対象者は、「新型コロナウイルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50%以上減少しているもの」が対象になります。大企業を除く小規模な事業者が対象で、NPO法人、社会福祉法人等の会社を含んだ幅広い業種への給付を予定しています。
給付額は、法人200万円、個人事業者は100万円が原則ですが、下記の計算式を超えない範囲の金額が支給されます。
前年の総売上(事業収入)-(前年同月比̠▲50%月(50%以上減少した月を申請者が選択可)の売上×12)
持続化給付金の申請方法
迅速な処理のため、電子申請が想定されているそうです。申請後2週間程度で交付ができるよう準備がすすめられています。
詳細については4月最終週に公表が予定されています。申請期間、予算額は余裕をもって確保されるそうですので該当する方は順次申請をされることをお勧めします。
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