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士業の開業も楽じゃない

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 仕事柄士業での開業したいという方のから相談を受けることが多いのですが、一般論として以下のような返答をすることが多いです。

「開業までにリスクは相当ありますが、それに見合うリターンがあるかはわからないです。それでもと考えるかたは是非挑戦を!」

 今回は士業の開業におけるリスクについて触れてみたいと思います。ただ士業開業の可能性について否定する話ではありませんので、リスクを事前に想定した上で、開業を目指すための一つの指針にしていただければ幸いです。

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リスク1 人口減少と日本経済の縮小

 かつて日本経済が成長を遂げていく中で、士業は法律、会計等の専門職として日本経済の下支えをしつつ発展してきました。例えば税理士、社会保険労務士、行政書士等の士業者は、会社が本来行うべき手続きを代行する形で、その経営の支援をしてきました。言い方を変えれば経済成長に伴う日本中の会社、事業所の成長に合わせて発展してきた業界であるということが言えると思います。

 しかし、人口減少時代を迎え、それに伴う会社の廃業、開業者の減少という局面を迎えつつあり、士業全体の業務量は減少していくものと考えられます。少なくとも今まで成功してきたから今後も同じやり方で成功するという業界ではなくなってきているのではないかということを肌で感じてきています。

リスク2 資格者の供給過多

 リスク1の話と連動しますが、仕事のパイは減少しつつあるにも拘わらず、国家資格者は試験の実施により、毎年増加し続けています。

 一時期の資格ブームの時ほどではないですが、どの国家資格でも毎年数百人から数千人の合格者が誕生しています。この業界に定年制はないため、辞める方は少ないにも関わらず毎年新規参入者は増加し続けています。弁護士事務所のように地方によっては不足しているものもありますが、逆に役所の近くなどに複数の事務所が乱立する場合もあり、開業を考えるにあたっては近隣に同じ資格の事務所が少ないことを確認してから開始する必要があります。

リスク3 資格取得の難易度が高い

 当たり前の話ですが、勉強を一生懸命したからと言って、国家資格が確実に取得できる訳ではありません。資格によっては10年間資格取得の勉強に集中してきたものの、結果が伴わなかったという話はよくある話です。努力により得るものは大きいですが、時間やお金を費やすことで、就職、結婚又は自由な時間等本来得られたであろうの機会を損失することにもなりかねないという現実があることも事実なのです。

まとめ

 一部の士業の志願者の中には「手っ取り早くお金を稼ぎたい」ことを理由にされる方もおられます。間違ってはいないと思いますが、稼ぎという点から考えると必ずしも割のいい話ではないですし、他の業界にも目を向けた方がいいように感じています。

 ただそれでも資格さえ取得して頑張れば、人脈、経験ゼロからでも結果がだせる可能性があり、自らの専門知識を駆使して社会に貢献できることは大きな魅力であると私自身実感しながら仕事をしています。このようなリスクを鑑みて、世の中を下支えするだけでなく新たな価値創造をして社会に貢献できる仕事が実現できるよう事務所経営を続けています。リスクは把握の上、それでもこの業界に挑戦してみたいという方は是非チャレンジをオススメします。

(関連記事)士業の独立開業について

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